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  • 執筆者の写真紺野愛

「2019年。そして、2020年。」

2019年が終わりました。

特に必要はないのですが、毎年のことなので2019年の1年を振り返ってみようと思います。


2019年も各所でたくさん歌う機会をいただくことができました。


歌う機会を与えてくださったみなさま、ライブ会場に足を運んでくださったみなさま、会場には来られずとも応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

2019年も大変お世話になりました。


2019年のスタートは企画ライブでした。

はじめての企画ライブでしたが、素敵な出演者のみなさまとたくさんのお客さんにお集まりいただき、最高のスタートを切ることができました。


その後、2019年は特に立ち止まることが多く、「一体、何度復帰ライブをするのか?」と思うくらいライブ活動から離れる期間が度々できてしまいました。

そんな私にも戻って来られる場所を用意してくださったお店の方々には、本当に感謝しかありません。


そんななかでも、新しいCD『にがおえ/小さな部屋』を作ったり、SAPPORO CITY JAZZのPARK JAZZ LIVEに、昨年に引き続きまた出演させてもらったり、昨年からはじめた定期ライブ「アトリエ 小さな部屋」が1周年を迎えたりと、無理のないペースでやれることはやってこられたかなとも思います。


2019年の最後のライブは、風邪をこじらせてしまって声が出ないという最悪のコンディションのままステージに上がることになってしまいました。

その日は話すこともままならず、もちろん音程なんてとれず、高音は音として発することすらできないほどでした。

数年音楽活動をしてきましたが、私にとって声が出ないこと、歌が歌えないことがこんなに辛いことだったのかと、はじめて知りました。

「ライブを通してお客さんに少しでも何か届けられたらと、自分がこんなにも強く思っていたなんて…」と気づき、そんなきっかけでしか気づけなかったことと、お客さんに楽しんでもらえるようなパフォーマンスができなかったことが本当に情けなかったです。


そんな演奏でもお客さんは拍手をしてくれて。

あたたかい言葉をかけてくれたりもして。


あの日の演奏は拍手をもらっていいような演奏ではなかったです。

もう二度とあんな思いはしたくないし、させたくないです。

あの日のことは、絶対に忘れません。


そんな気づきと決意を持って、2020年。


4月には2回目のワンマンライブも控えています。

裕美子さんとすでに何度か打ち合わせをしましたが、とても素敵なライブになりそうで、今から私もすごく楽しみです。


新しく書きたい曲のイメージも、どんどん生まれています。

これまでの私のイメージをいい意味で壊しつつ、どんどん新しい面も出していければと思っています。


これまでとは違った、新しい1年になりそうな予感です。


今後はよりエンターテインメント、パフォーマンスとして、お客さんに楽しい時間を届けていくことができればと思っています。


楽しみに待っていてもらえたらうれしいです。


2020年もどうぞよろしくお願いいたします!


2020. 1. 4 紺野愛


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